Surface Pro 7 レビュー

Surface Pro 7を購入しました。3週間ほど使ってみての感想を書きたいと思います。

 

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目次

購入のきっかけ

私は普段デスクトップPCを使っているのですが、布団の上でのんびりしたいときや外出先などではノートPCを利用しています。この時、主に布団の上なのですが、ゲームをプレイするときや動画を観るときにキーボードが煩わしく、また、画面をタッチできたらいいなと常々思っていました。うつ伏せならまだしも、横向きの状態でキーボードを操るなんて不可能です。

 

「じゃあタブレット買おうか」となって、候補に上がったのはこの『Surface Pro 7』と『iPad Pro(3世代)』です。以下に、私がタブレットでやりたかったことを示します。

 

  Surface Pro 7 iPad Pro(3世代)
動画鑑賞
文書作成
アイドルマスター
シャイニーカラーズ
PCゲーム ×

 

  • 動画鑑賞:YouTubeNetflix等の視聴は、どちらも不便なく可能であると考えます。しかしながら、タッチ操作を大前提としたUIのアプリを利用できるiPadの方がより快適に利用できるのではないでしょうか。友人のSurfaceYouTubeを観させてもらったことがあるのですが、所々小さくて押しにくい場所がありました。
  • 文書作成:これは言うまでもなくWindowsマシンであるSurfaceの勝利です。近頃のiPadは独自のOSを引っ提げ、マウスに対応するなどPCのような運用を想定しているのかなと思われますが、OSがWindowsmacOSでない限り、結局のところ「タブレット」止まりの半端な存在です。私はOfficeに加え、LaTeXも利用するのでこの点でもやはりSurfaceですね。一応iPadでもtexファイルを弄れますが、Proであっても数秒固まったりするようです。
  • アイドルマスター シャイニーカラーズ:これは私が熱心にプレイしているブラウザゲームです。ブラウザゲームといえばなんとなく要求スペックがあまり高くなく、軽い印象を受けますが(私だけ?)、このゲームに関しては意外と重く、スペックによって動作速度の差が如実に現れてきます。現状、周回を最速で行えるのがiPad Proらしく、そのスピードは私の所有するデスクトップPC(それなりの性能)とは比較にならない、想像を絶するものでした。私は歌姫をたまに走り、いつかPカップでプラチナ称号を獲得したいと思っているので、その速さはあまりにも魅力的でした。Sufaceでも動かないわけではないのですが、これで走るくらいならデスクトップで走るって感じです。
  • PCゲーム:自分のプレイするゲームはWindows専用なのでSurface一択です。寝っ転がりながらもできるとなると、積んでいるゲームを崩すスピードが上がりそうなので私にとって非常に重要な要素です。

以上4つのうち私が特に重視したのは下の2つで、考えに考え抜いた後、積みゲーを崩すことに決めました。いつかはシャニマスのためにiPadも買いたいです。

構成と価格

  Core i3モデル Core i5モデル Core i5モデル
CPU Core i3 1005G1 Core i5 1035G4 Core i5 1035G4
メモリ 4GB 8GB 8GB
ストレージ 128GB 128GB 256GB
プラチナ プラチナ プラチナ、ブラック
価格 ¥109,780 ¥131,780 ¥153,380

 

 購入にあたって迷った構成は上記の3種類です。全エントリの下から数えて3つ分ですね。私がSurfaceを買ってやりたいことのメインがPCゲームだったので、Core i7だったり、メモリ16GBは不必要でした。

 

それぞれの強みとして①はすべての構成の中で一番安価、②はCore i5モデルの中で一番安価、③は色がプラチナに加えてブラックがあることが挙げられます。

 

私が最終的に購入したのは②なのですが、一番欲しかったのは③のブラックです。かっこいいので。購入を断念した理由はその値段です。Surface Pro 7は、約22,000円 払えば一つ上の構成を選択できるようになっています。①→②にアップグレードだと、CPUがi5になり、メモリも増強されるので22,000円も妥当だと思いますが、②→③となると話は別です。カラーバリエーションが増えるのを除けば、このアップグレードではただストレージが2倍になっただけで、これに22,000円は流石に割高でしょう。なんとなくノートやタブレットのストレージは256GBが主流なイメージがあり、事実②より③の方が売れ筋のようですが、ちゃんと比較すると非常にコスパが悪いことが分かります。

 

私は用途が限られているため128GBでも全く不便を感じていませんが、確かにこの容量は少ないと感じる方もいるでしょう。それならばmicroSDでストレージを増強してやればいいだけの話です。Surface ProのmicroSDカードスロットは自立スタンドを開いたところにあり、ちょっとやそっとじゃ外れない仕様となっています。

 

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microSDカードを入れた様子


これはデータ転送のためではなくデスクトップPCでよく見られる、SSD+HDDのような運用を想定してのことではないでしょうか。512GBのmicroSDも10,000円強で購入できるので、容量の確保はこの方法がおすすめです。

 

構成に関しては、②の色にブラックがあれば最高でしたね。

Surface Pro 7の特徴

前世代のPro 6からの変更点としてUSB Type-Cポートの搭載が挙げられます。個人的に一番大きな変更で、購入の決め手となりました。

 

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側面。上からType-C、Type-A、専用の充電するとこ


6は19年1月発売にも関わらずUSBポートがType-Aの1基だけでした。これに関してはType-Cの有無に関わらず、単純に少ないと思います。1基だけだとUSBレシーバータイプのマウスを使うだけでポートが埋まってしまい、ここから外付けドライブだったりUSBメモリを使うとなるとハブで増やしてやる必要があります。かといってBluetoothのマウスはバッテリーに影響を及ぼすし、マウスを使わないという選択肢も私としては難しいです。そしてタイプカバーを装着したSurfaceはノートPCのようになりますが、USBポートが画面の方に来るため、そこからハブが伸びている姿は究極的にダサいです。タブレットとして使っているときのハブなんてもってのほかですね

 

また、20年1月に発売された『Surface Pro X』はType-Aポート一切なく、Type-Cポートが2基搭載されていますが、これはやりすぎです。Type-Aをないがしろにするのは流石に時期尚早としか言えません。私は家電量販店でアルバイトをしていますが、取り扱っているUSBメモリもワイヤレスマウスのレシーバーもType-Aがほとんどです。MacBookもType-Cオンリーで、使っている人がUSBメモリ(Type-A)を使うために変換器を伸ばしている見て、なんとも言えない気持ちになりました。将来、間違いなくType-Cが主流になるでしょうが、現時点では、これも間違いなくType-Aが必要です。変換器だってタダじゃありません。

 

7はType-AポートとType-Cポートが1基ずつと素晴らしい配分で登場しました。「今」使うにはこの構成が最低限のUSBポートを載っけるにあたっての答えでしょう。

 

加えて、今回Type-Cポートの搭載に伴い、このポートを使った充電が可能となりました。急速充電にも対応しています。私のスマホはType-Cケーブルで充電をするので、これで外泊する際に充電器をじゃらじゃら持っていく必要がなくなりました。急速充電もできるとのことで、自宅でもType-Cを使った充電を不自由なく利用できますが、ポートの劣化を防ぐために家では専用の充電器、出先ではType-Cケーブルで充電しようと思います。

付属品と周辺機器

Surfaceにはいずれのモデルにも『Office Home and Business 2019』のプロダクトキーが付属しています。これはProでもGoでもBookでもLaptopでも変わりません。

 

これ正直要らないんですよね。私事にはなるのですが、通っている大学が『Office 365 ProPlus』を提供してくれているので、付いてきたOfficeを現状持て余しています。しかし、365を使えるのは在学中のみなので、卒業後に使えばいいじゃんと思いましたが、私が所有するPC、デスクトップとこのタブレットなのですが、デスクトップ用に結局『Office Home and Business 2019』を買うことになるんですよね。これを買うとなるとカード版かオンラインコード版になり、どちらもPC2台にインストール可能なんですよね。したがって、卒業後も付属のOfficeは要らない子扱いになります。

 

Officeが強制で付いてくることはSurfaceの購入を検討するにあたって必ず議論が必要になる要素なんですが、人によっては要らないOfficeは付けないでその分価格を下げてもらいたいです。現在『Office Home and Business 2019』は35,000円前後くらいで取引されており、1台分のこれが付属しないとなると10,000円は価格を下げられるんじゃないでしょうか。

 

また、今回Surfaceを導入するにあたって、専用のタイプカバーを購入しました。私が購入したタイプカバーはこちらです。

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新しいSurface Proが発表される度に毎回新しいタイプカバーも出ています。このタイプがバー、どうも3か4あたりのものから互換性があるようで最新の7でも使用できます。偉い。私が買ったのは7とともに出た最新のものではなく、少し古いものです。大学でSurfaceを使っている人のタイプカバーがホームポジションで手を置く形に黒ずんでいるのを見て以来、絶対黒色にしようと誓ってきました。一般的なキーボードとは異なる素材で出来ているSurfaceのタイプカバーは、手触りは良いのですが、まず間違いなく汚れます。キレイな状態に保ちたいがために、外へ持っていくのを戸惑うレベルです。

 

キーの打ち心地はかなり良好です。意外とフニャフニャで打つ度に少しタイプカバーが沈むのですが、これがまたいい感じです。

使ってみて

最高です。ノートPCとは比較になりません。PCゲームを崩すのがすこぶる捗っています。

 

これまで布団の上で横向きなるときに、ノートPCごと無理やり横になっていましたが、タブレットだとこれが全然苦じゃないです。タッチ操作も良好で長時間プレイしていても全然疲れません。グレアで発色も綺麗と、Surface Pro 7でプレイは本当におすすめです。

 

ただ一つ、タブレットでPCゲームをプレイするにあたって困ったのが、タッチ操作だけではバックログが開けないことです。どうもタッチでスクロールに該当する操作は実現できないようで、マウスジェスチャ機能があるゲームならともかく、ないゲームではバックログを開くために一手間かけてやる必要がありました。

 

この問題に対する私の解は、トラックボールマウスです。もともと『Logicool M570t』を持っていたのですが、これをSurfaceの横に置き、時々バックログを開くために使う、という運用がとてもおすすめです。また、トラックボールなので布団の上でもマウスパッド無しでマウスとしての機能を満足できます。レシーバーも小さく、Surfaceを手に持っているときに邪魔だと感じることはありません。そして、このマウスにはサイドボタンがあり、一つにCtrlキーを割り振ってやるともう向かうところ敵なしです。

 

画面に関して、これは注文した後に気づいたのですが、Surface Pro 7はアスペクト比が3:2となっています。一般的なモバイルPCは16:9で、PCゲームも16:9なので、これはしくじったと大変焦りました。しかしながら、3:2の画面で16:9のゲームをプレイするのは意外と違和感なく、また、一昔前の4:3のゲームのプレイにおいても16:9の画面より余白を小さく抑えられました。これは嬉しい誤算でしたね。

 

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16:9

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4:3

 

タイプカバーを使った文書作成にも何ら不便がありません。要所要所の処理の速さを見ると、やはりCore i5・メモリ8GBにしてよかったなとしみじみ思います。そこそこ大きさかつ美麗な画面で観るYoutubeも素晴らしいです。これを期にNetflixdアニメストアを契約しようかな。

総評

実は今回購入したSurfaceとこれまで使っていたノートPCのスペックはほとんど変わらなかったのですが(プロセッサの世代が8→10になったくらい)、この買い替えは非常に意義のあるものでした。そのくらいタブレットを使ったPCゲームのプレイに感動を覚えましたね。Surface Pro 7はCore i5モデル以上になるとサブPCとして十分な性能を持つので、この用途に限らず非常におすすめできるタブレットPCです。でもやはり私としては是非、Surface Pro 7でやるPCゲームを体験していただきたい。

 

SurfaceでPCゲームをプレイする生活というのが楽しくて仕方ありません。これでいっぱいゲーム崩したいと思います。

 

 

しかし実はSurfaceを使い始めるまでに結構な時間を有しました。

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