アンチャーテッド 地図なき冒険の始まりクリアしました。
評価:A-(良作-)
目次
筆者は『1』~『3』までクリア済です。
評価点
ハードと開発が変わっても「アンチャーテッド」
本作はスピンオフという位置付けで、初の携帯機かつ開発がノーティでありませんが、プレイした感覚はまさしく「アンチャーテッド」です。
グラフィックはロンチにも関わらずVitaの中でトップクラスにキレイで、歴史に超解釈を加える展開もしっかりカバーされています。時系列は『1』より前に位置していて、若いからかネイトの身体能力はシリーズイチに以上でしたね。
ただ、ストーリー終盤に魑魅魍魎が出てこなかったのは驚き。
問題点
「Vita」の押し付け
SCE(SIE)の誇るシリーズのVitaロンチタイトルということで、新ハードの機能を存分に使おうと非常に気合が入っているように感じました。
ゲームにはVitaの新機能である前・背面タッチやジャイロ操作が頻繁に出てきます。それらを使ってロープを登ったり、丸太の上でバランスを取ったりします。ここらへんはボタンでも出来たり、プレイに違和感を感じさせないもので面白い体験になっています。
しかしながら、不必要にしか思えないタッチやジャイロを強要されることも多く、
テンポを阻害してて気が悪くなりました。
まず、メニュー画面でタッチしか受け付けず、ボタン操作が一切効きません。格闘はタッチが必ず必要で手元がせわしなくなっていてクライミングもネイトが落っこちそうになったら下から上にスライドしなければゲームーオーバーになります。ボス戦は習字していたら終わり、面白さの欠片もないです。
このような要素は間違いなく余計で、Vitaがコケてしまったことを再確認してしまいました。
総評
携帯機でここまでアンチャーテッドを再現してきたのは驚きです。何も知らない状態だと開発がノーティじゃないことに気が付かないくらい違和感がないと思いました。
しかし、Vitaの能力を見せつけるための余計な要素もあり、本編シリーズに一歩劣る感じは否めません。